時代は大きく変わってきてます。今までの常識が常識でなくなります。
物(文明)から人(こころ)へ。街から田舎へ。MUST(やらねばならない)からWANT(やりたい)へ。豊かさの変換です。
まさしくかやぶき屋根の家、田舎の暮らし、昔の営みが見直されることと感じています。
そんな中、北村より2キロほど下流の美山町内久保のカセバラという場所の土地(3,5ヘクタール)を 譲り受けることとなりました。初めてその土地に足を踏み入れた時、大地の叫びが聞こえたような気がしました。
『ここから きたむらとともに~・・・』というような内容です。詳しくは長くなるので書きませんが、何とか大地の叫びに報えるような事業はできないものかと?考えています。
今、北陸新幹線が美山、京北の地下をトンネルを掘って通るという とてつもない計画が進められています。国の多くの文化財や、芦生原生林が残るこの素晴らしい地域と、生きるために必要な水がある「地下水(井戸水)は美山、京北の山々からの恵みです」こんなところにトンネルを掘ったらどうなることか?・・・簡単にわかることでしょう。
経済を回す。お金儲け?????うそでしょ・・・。影なる支配者の意のままか???
大切なことは、日本の価値を上げるため、100年先の未来の子供たちが誇れるものを残すことでしょう。
その為にお金を使ってほしい。いつもそう願っています。
目標は、三重県にある VISON です。伊勢神宮にお参りされた方の半数以上は帰られてました。しかしここが出来てから、多くの方がここに宿泊されたり、立ち止まられ、本当に賑わっております。
美山かやぶきの里は、伊勢と同じくかやぶき屋根。(美山茅葺株式会社は伊勢の遷宮に関わっております)かやぶき屋根は永遠性です。そこが一番の特徴です。カセバラを miyama の VISON のようにしたいのです。そこから、経済と、人を、多くの笑いが生まれてきます様に願っています。
同時に北村の世界遺産登録を目標に。
しかし一人で出来ることはたかだかしれてます。そこでここ(一社)京都美山かやぶきの里継承会で企画をねっております。
コロナ禍で音の出せないアーティスト向けのレジデンス村。どんな時代でも生き残れるためのダーチャ村、日本の伝統を知ってもらう旅館プロジェクト、昔の時代住居での宿泊体験等々の案を考えました。(添付参照)もっといろいろあると思いますが…。
しかしながら私たちには人、財源、実行にうつす手順・・・等々課題は山積み。でもこのワクワク感、楽しみ感、間違いありません。直感に正直に…
そこで この事業に賛同いただける企業様や、個人の方を募集いたします。というより、一緒に事業をやっていきましょう・・・ です。
是非とも新しい産業を興し、多くの若手がここに暮らせるようにし、子供たちが増え、次の時代に上手くつなげていけるよう、進んでいきたいものです。私の学んだ知井小学校を復活(今は廃校になり、建物だけが残っています)し、ここから世界に羽ばたく人材が育つように願っています…。
風の時代~風を感じましょう
どこからふいているか? 追い風か向かい風か? そして私たちから新しい風をふかせましょう・・・。
昔の暮らしは確実に現代の暮らしをはるかに超えた何かを持っていると感じていますから…。
(添付)